いただき繕とは

 

「いただき繕」という生き方

いただき繕とは、命を学び心豊かに生きる「生き方」を提案する場であり、新しい経済循環を目指し、みんなで創る人生の遊び場です。


このホームページでは、世界各地のレストランや直営農苑からのお知らせや、いただき繕の活動に関する、なにか楽しい事や人、モノなどをご紹介&発信していきます。

 

命としての人間本来のシンプルな生き方があります

素朴かつ贅沢

生きとし生ける命の本姓は、命の捧げ合いです。03Scotland (31)

「人の役に立ちたい。」「人を助けたい。」という心は、人間という「命」の本姓からくる【思い】ではないでしょうか。
生きるために必要なものは、自然界にすべて存在しています。

あらゆる命を感じる力を付けることで、この世界にはそうした【思い】を純粋に遂げる命に溢れていることに気が付き、素朴こそが豊かさであることを実感するでしょう。

 

命を体智する学び場

「いただき繕」で最も重要視するのは、何を食べるのか(食の内容)ではなく、何のために食べるのか(食の目的)です。

「いただき繕」の実践を積み重ねることで得られる「モノ」から「命」への劇的な認識の転換、意識の変化を目的としており、農、レストラン、家創りといったあらゆる活動を通し「命」を体智する力を学んでいます。
※体智(たいげ)=実践により身をもって得られる本当の智慧

(食材)は、人間の身体を構成する栄養素であり、同時に人間の意識と密接にかかわる生命体である

02fukui (9)これは、数千年の前から現代に至るまで脈々と伝わる、「いただき繕(東アジアの食文化)」の哲学です。

遠い昔、東アジアの文化には、食事という行為を他の生命をいただける畏れと感謝の心(謙虚)で受け止めたすばらしい伝統がありました。

これは食事という行為が、他のイノチをいただくこと。つまり、他のイノチが持つ生命力(活力源)だけではなく、そのイノチの意識をも受け継ぐ「聖なる行」だ、とする先人たちの体智(身体を基にして得た根本的な智慧)でした。

こうした先人の智慧を現代生活に甦らせる日々の実践、すなわち他のイノチをいただく畏れと感謝の心(謙虚)で調理すること。そのイノチ(食物)をいただいて、心身の調和を保とうする行い、その実践を、「いただき繕」と言います。

飽食の時代といわれる現代の食生活が、生活習慣病をはじめ様々な難病とが密接な因果関係にあることは、いまや常識となりました。こうした現状に警鐘を鳴らすと同時に、WHO(世界保健機構)は、その地域の伝統的な食生活を守っていくことが大切だと勧告しています。

食を変えると運命が変わる!?

「いただき繕」は、繕性(性質の欠点をなおして良くする)から始まり、繕補(つくろい補う)を経て、繕完(つくろって完全にする)の境涯を目指す具体的な実践方法からはじまります。

「いただき繕」は、長い時間、東アジアの先人たちが育てきた伝統的な食生活を守っていく生活の智慧であり、地球規模の普遍性を持つ実践運動とも言えます。

“いのち”を体智し食を整えることが、心身共に豊かな人生へ向かう事となり、「いただき繕」が志す公的な生き方を通して、運命さえも変えてしまう力を感じていただけることでしょう。

世界各地の直営農苑が、個人・法人問わず、みなさまの保養所としてご利用いただけます。

 

心と身体のリトリート

「いただき繕」の活動は、「農哲学院」としての命を学ぶ農の実践から始まりました。自然に順じた農を実践することは、他の命と向き合う事であり、それはイコール自分の命、自分自身と向き合う事でもありました。自然の中で大地に触れ汗を流すことが何よりの心身の癒しとなり、自分を知り、命を学ぶことになります。
世界各地の自然あふれる直営農苑での生活体験型の滞在を通し、心身共にリフレッシュしていただけます。
●福井農苑・越前海岸の古民家 箪瓢草堂(たんぴょうそうどう)OLYMPUS DIGITAL CAMERA
古民家レストラン&宿として間もなく開業予定。古民家再生工事も継続中。
●イギリス・スコットランド海農苑 SALLOGA (サロガ)
大自然に恵まれたスコットランド西部のキンタイア半島。海藻や山菜が豊富な
自然農苑では、 毎月日本からのツアーを開催しています。

「命の循環」「生き方のための仕事」を目指し、物質的な基盤創りが行われています。

無限の可能性を信じて

日々、命と向き合う実践の中、無限であるはずの人間の可能性・本当の自分の力を信じることで起こる喜びと感動があります。私たちは「農哲学院」として農から始まり、生産、加工、販売の経済活動の場として「株式会社マンナネ・ワールド」を経営し、日々の「いただき繕」の実践を活かしたレストラン開業に伴い、各店舗の改装から運営まで、様々なことにチャレンジしています。

ぬくもりのかけ橋

「自分自身が納得する生き方であるから自分の本心が嬉しい。さらに、自分の仕事の結果が他人にも喜びの機会を与える。」こうした生き方は、命のつながりを体感することで心身に“温もり”をもたらします。「いただき繕」の生き方を実践する様々な活動が、命がイノチとして循環する新しい経済システムで生きる人生の選択肢となり、生きる希望、喜びの中での経済的自立を願い活動しています。

<進行中の主なぬくもりのかけ橋プロジェクト>7197334
・福井古民家再生プロジェクト
・北海道での家創り(ぬくもりの家、羊毛工房)
・アフリカでの新規農苑造り
・スコットランドの海農苑の加工業、海洋研究
・スペインでのオリーブ農苑造り